2011年8月22日月曜日

太陽電池モジュール(ソーラーパネル)

太陽電池モジュールとは

 太陽電池モジュールとは、太陽光を受けて、その光エネルギーを電力に変える電力機器のことをいいます。いわゆる「ソーラーパネル」のことで、こちらの表現のほうがわかりやすい方も多いと思います。

 この1枚を「モジュール」、複数のモジュールを組み合わせた大きなかたまりを、アレイと呼びます。
 よく目にする、屋根に乗ったソーラーパネルですね。


モジュールが多ければ多いほど最大出力が増え、発電量が増えます。
 例えば、1つあたりの最大出力が185Wのモジュールを24枚設置したとすると、

185(W)×24(枚)=4440(W)=4.44kW

4.4kWの容量になります。

2011年8月20日土曜日

停電時の使い方 太陽光発電

停電時の使い方 太陽光発電


太陽光発電システムを導入しているご家庭なら、停電時でも日射があれば太陽光発電の電気を使用することができます。ただし、停電になったからといって、自動的に太陽光発電の電気を使えるようになるわけではありません。パワーコンディショナを自立運転に切り替える必要があります。

ご家庭に設置してある、パワーコンディショナを操作するだけで、簡単に運転の切り換えができます。
最近主流のパワコンのほとんどは、簡単に切り換えられるようになっています。

1 ブレーカをOFFにする
2 運転切換スイッチを「自立運転」にする
3 自立運転出力コンセントに、家庭内の電気製品の電源プラグを差し込む

たったこれだけです。簡単でしょ?



◆停電時の使い方
(※三菱電機PV-PN40G・PV-PN55Gの場合)

1 主電源ブレーカーをOFFにする

2 太陽光発電ブレーカーをOFFにする

3 運転切り替えスイッチを「自立運転」にする
  パワーコンディショナ下面にある扉を開けると、「運転切換」のスイッチがあります。すでに太陽光発電をお使いになっている場合、「連系運転」になっているはずですので、これを「自立運転」にします。
 すると、パワーコンディショナ前面の表示窓の左にある運転ランプが点滅します。
 点滅中は準備段階ですので、そのままお待ちください。(日射等発電状況により最大で5分かかります)
 自立運転の準備が完了すると、運転ランプが点灯し、自立ランプが点灯します。

4 自立運転出力コンセントに、家庭用電気製品の電源プラグを差し込む
  運転切換スイッチの隣にコンセントがありますので、あとは普段コンセントを利用している場合と同じように、使用される電気製品の電源プラグを差し込むだけで使えます。(注)1500W(100V・15A以下)まで 

※注意点
・今回紹介した使用方法は、三菱電機PV-PN40G・PV-PN55Gの場合です。異なるメーカーの製品等をお使いの場合は、必ず、お使いのパワーコンディショナの取扱説明書をお読みいただき、説明書に従って正しい方法で行ってください。
・夜間や曇天など日照量が少ない場合は発電しないため、稼働しません。
・1.5kW以上設置されている場合でも、最大1.5kWまでしか電力供給ができません。
・パワーコンディショナが運転を開始する時にも、一定以上の日射量が必要です(電力出力目安50W以上)。日射量が十分でないと、パワーコンディショナが作動しない場合があります。
・停電が復帰した場合には、必ず連系運転に切り換えてください。連系運転への切り換えをしないと、発電した電力を通常の電源から使用できなかったり、売電ができなくなります。
・非常用コンセントがパワーコンディショナに付属していない場合もあります。メーカー、販売店などにお問い合わせください。


太陽光発電の賢い使い方【環境省HPより】
-停電・災害時の自立運転コンセントの活用-
http://www.env.go.jp/earth/info/pv_pamph/full.pdf

2011年8月19日金曜日

地方自治体の太陽光発電補助金、受付終了が続出

太陽光発電システム設置に対して、地方自治体も補助金出しているが、予想を上回る申込があったため、予算超過による受付を終了する自治体が相次いでいる。

以下、引用 太陽生活ドットコムhttp://taiyoseikatsu.com/news/201108/tn201108-05.html

たとえば埼玉県は、8月8日に予算超過により受付を終了した。予定の受付終了日は2011年12月15日だったので、3カ月も早期に終了したことになる。埼玉県の担当者は、「受付終了日まで予算が持つように、支給対象を既築住宅のみに限定し、補助金額も2010年度の1キロワットあたり5万円から4万円に減額した」とのことだが、予想を上回る補助金の申し込みに予定よりも大幅に早い終了となったようだ。
これと同様に市区町村においても、予定の終了日を待たずに受付を終了するところが増えている。神奈川県では、補助金を支給している33市町村のうち、すでに13市町村が受付を終了している。同様に埼玉県の49市町村のうち21市町村が、千葉県の18市町村のうち7市町村が、愛知県の46市町のうち16市町がすでに受付を終了している。このほかの都道府県においても、受付締め切り前に予算額に達したことを理由に受付を終了している市区町村が増えている。

 岩手県では8/18現在、平成23年度分の補助金受付を開始した自治体のうちで、補助金受付を終了したところはないようですが、いずれの自治体でも予算額に達した時点で早期に受付を終了する可能性があります。
 なお、一部市区町村では、補正予算などにより補助金の支給を再開している場合もありますので、太陽光発電の設置を考えている方は、各市区町村の窓口や施工業者に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。


 環境エネルギー普及株式会社 〒020-0015 岩手県盛岡市本町通2丁目8番25号ホームページ お問い合わせ

2011年8月18日木曜日

パワーコンディショナ

パワーコンディショナとは?

 パワーコンディショナ(パワコン)とは、太陽電池が発電する直流電力を交流電力に変換する装置です。
 太陽電池で発電した電気は「直流」と呼ばれるもので、そのままでは家庭で利用できません。そこで、家庭でも利用できる「交流」に変える必要があります。
 パワーコンディショナは、太陽電池が発電した電気を家庭でも使えるようにする役割を担っています。




 停電時に太陽電池から発電された電気を使用する際も、パワーコンディショナで変換された電気を使用します。停電時には、使用したい電化製品の電源プラグを、パワーコンディショナについているコンセントに直接つないで使用します。

  また、パワーコンディショナにも変換効率があり、変換効率が高いほど効率よく電気を利用することができます。現在では、変換効率が90%~97%程度のものが主流です。