停電時の使い方 太陽光発電
太陽光発電システムを導入しているご家庭なら、停電時でも日射があれば太陽光発電の電気を使用することができます。ただし、停電になったからといって、自動的に太陽光発電の電気を使えるようになるわけではありません。パワーコンディショナを自立運転に切り替える必要があります。
ご家庭に設置してある、パワーコンディショナを操作するだけで、簡単に運転の切り換えができます。
最近主流のパワコンのほとんどは、簡単に切り換えられるようになっています。
1 ブレーカをOFFにする
2 運転切換スイッチを「自立運転」にする
3 自立運転出力コンセントに、家庭内の電気製品の電源プラグを差し込む
たったこれだけです。簡単でしょ?
◆停電時の使い方
(※三菱電機PV-PN40G・PV-PN55Gの場合)
1 主電源ブレーカーをOFFにする
2 太陽光発電ブレーカーをOFFにする
3 運転切り替えスイッチを「自立運転」にする
パワーコンディショナ下面にある扉を開けると、「運転切換」のスイッチがあります。すでに太陽光発電をお使いになっている場合、「連系運転」になっているはずですので、これを「自立運転」にします。
すると、パワーコンディショナ前面の表示窓の左にある運転ランプが点滅します。
点滅中は準備段階ですので、そのままお待ちください。(日射等発電状況により最大で5分かかります)
自立運転の準備が完了すると、運転ランプが点灯し、自立ランプが点灯します。
4 自立運転出力コンセントに、家庭用電気製品の電源プラグを差し込む
運転切換スイッチの隣にコンセントがありますので、あとは普段コンセントを利用している場合と同じように、使用される電気製品の電源プラグを差し込むだけで使えます。(注)1500W(100V・15A以下)まで
※注意点
・今回紹介した使用方法は、三菱電機PV-PN40G・PV-PN55Gの場合です。異なるメーカーの製品等をお使いの場合は、必ず、お使いのパワーコンディショナの取扱説明書をお読みいただき、説明書に従って正しい方法で行ってください。
・夜間や曇天など日照量が少ない場合は発電しないため、稼働しません。
・1.5kW以上設置されている場合でも、最大1.5kWまでしか電力供給ができません。
・パワーコンディショナが運転を開始する時にも、一定以上の日射量が必要です(電力出力目安50W以上)。日射量が十分でないと、パワーコンディショナが作動しない場合があります。
・停電が復帰した場合には、必ず連系運転に切り換えてください。連系運転への切り換えをしないと、発電した電力を通常の電源から使用できなかったり、売電ができなくなります。
・非常用コンセントがパワーコンディショナに付属していない場合もあります。メーカー、販売店などにお問い合わせください。
太陽光発電の賢い使い方【環境省HPより】
-停電・災害時の自立運転コンセントの活用-
http://www.env.go.jp/earth/info/pv_pamph/full.pdf
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