以下、岩手日報Webnews12/9付から引用
エコ導入、燃料大幅減 紫波町のラ・フランス温泉館
紫波町の第三セクター、紫波まちづくり企画が運営するラ・フランス温泉館は今年2月、温泉排水熱回収ヒートポンプなどを導入し、燃料使用量を大幅に減らした。町が進める循環型まちづくりの一環で、本年度中には暖房用のチップボイラーも設置し、可能な限りクリーンエネルギー利用を推し進める。
導入したのは、排湯から熱を回収し、貯湯槽でお湯を沸かす同ヒートポンプのほか、貯湯槽のお湯で保温する太陽熱温水器、温泉館全体に電気を供給する太陽光発電機。2月末から試運転を開始し、4月ごろから本格稼働した。
ヒートポンプと温水器の導入により、温泉館の日帰り入浴施設だけで見ると、燃料(A重油)使用量は4~10月が約3万1千リットルで、重油ボイラーだけだった前年同期の約13万リットルに比べて4分の1に減った。重油の削減により二酸化炭素(CO2)の排出削減量は約270トンになる。
震災時、燃料確保が困難になったが、ヒートポンプなど新設備を稼働させ、日帰り入浴の営業を続けることができたという。
紫波まちづくり企画の千葉一成(かずしげ)専務は「循環型まちづくりのモデルケースになっている。重油の削減で環境面だけでなく経営的にもプラスだ」とメリットを強調している。
ラ・フランス温泉館
ホテル湯楽々
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